岐阜大仏に会いに行ってきました

私は大仏が好きだ。

その理由はとてもシンプル。

なぜなら「大きいから」。それが理由。

その迫力に息を呑む時間が好き。

一瞬その大きさに自分の体が固まるのがわかる。口がポカーンとなる。

そしてその後にくるため息。決していつもの疲れた時のため息ではない。

美しいものを見たときについ漏れてしまうため息だ。

とても迫力があるのに、優しいく美しい。

大仏さんには性別はなく、男でも女でもないというけれど、

岐阜大仏さんはどこか女性らしい美しさがある。

指だってめちゃめちゃ長くて綺麗。

日本三大仏の一つに数えられるこの大仏は乾漆仏としては日本一の大きさを誇ります。
天保3年4月(1832年)に、実に38年の歳月を費やして完成しました。
堂の高さ23.6m、仏像は坐像で、高さ13.63m、耳の長さ2.12m、鼻の高さ0.36m。大イチョウを直柱として、骨格は木材で組み外部は良質の竹材と粘土で造られ、その上を一切経で糊張りし漆を塗り金箔を置いたものです。胎内には薬師如来がまつられています。
私たちに微笑みかけられているようなそのやさしい表情と荘厳さ、そして静寂な大仏殿の中はまさに癒しの空間です。

https://www.gifucvb.or.jp/sightseeing/detail_kankou.php?eid=00007

「日本三大大仏」て知っていますか?

そもそも大仏が好きとは言えども、日本に幾つ大仏があるのかわからないど、

日本三大大仏ぐらいは知っておきたい。

日本三大大仏 「奈良の大仏」「鎌倉の大仏」「京の大仏」

このうち京の大仏は、昭和48(1973)年3月28日深夜の出火により焼失してしまった。

そのため、京の大仏を継ぐ三大大仏候補がいくつかあるらしい。

その一つが、この岐阜大仏。

何とも福耳な大仏さんだ。

仏像の耳が大きいのは、衆生の声を漏らさず聴くためらしいけど、

福耳のお方を見るとどうも拝みたくなるのは私だけだろうか。

岐阜城に行かれた際は、ぜひ岐阜大仏にも足を運んでもらいたい。

きっとその大きさとその静まり返った空間に息を呑むこと間違いない。

ちなみにまわりにずらりと並んだ弟子の五百羅漢像がこれまたなかなかだ。

黄檗宗 金鳳山正法寺 大仏殿

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